唱題に励もう

信心のしおり

唱題に励もう

 皆さん、こんにちは。学校生活が始まり、「スポーツの秋」「読書の秋」などと言われるとても過ごしやすい季節を迎えました。今年一年を充実して終えるために、一番大事な時期でもあるんですよ。

今回は、唱題についてお話します。

唱題とは

唱題とは、御本尊様を信じて「南無妙法蓮華経」と、御題目を唱えることを言います。大聖人様は、「南無妙法蓮華経と声にして唱えることによって、自分に具わっている仏の種が開き幸せになることができるのです。(趣意)」(御書 一三二一ページ)と仰せになられています。

正しい御本尊様に向かって唱題することは、仏道修行の根本です。

唱題の功徳

第二十六世日寛上人は、「正しい御本尊様には計り知れない功徳があります。ですから、御本尊様を信じて南無妙法蓮華経と唱えれば、祈りが叶わないことはなく、幸福が訪れないことはありません(趣意)」(御書文段 一八九ページ)と仰せになられています。御題目を真剣に唱えて成就しない事はありません。

今年は『立正安国論』正義顕揚七百五十年という大事な年です。七月十五日・十六日には記念大法要が奉修されました。そして、七月二十六日には七万五千名大結集総会が、七万八千四百二十三名もの参加で盛大に開催されました。これらの完全達成のために、四月一日から百日間・七百五十億遍唱題行が行われました。皆さんも、ご家族と共に、この意義ある唱題行に参加したことでしょう。

この唱題行の功徳を感じた出来事を一つ挙げます。それは、七万五千名大結集総会の天気のことです。

当日の気象庁の予報では、大結集総会が行われる時の予想は雨でした。日本列島の真上に梅雨前線が停滞し、南からは湿った暖かい空気が、北からは冷たい空気が流れてきていたそうです。

でも、総会の時は大石寺を中心とした広範囲で雨が止んで、青空のもと、清々しい総会になりました。この時、雨雲が大石寺の西側にあったのですが、東には一切広がりませんでした。御法主日如上人猊下の御言葉の時には、富士山も綺麗に顔を出しましたね。

大石寺周辺だけが晴れたのは、たいへん不思議なことです。これは、御法主日如上人猊下の御指南のもと、僧俗が懸命に七百五十億遍唱題行に取り組んだ結果、その大功徳によって諸天の御加護を戴いたからなのです。

毎日御題目を唱えましょう

御題目にはすばらしい功徳が具わっています。

御隠尊日顕上人猊下は、「朝晩のお勤めのとき、たとえば、十分早く起きればいいんだから。そして、十分間でも余分に真剣に唱えるということです。それによってその日の境界と運びに、必ず自らの心の力を中心に違ったものを感じます」(大白法 五○九号)と仰せられています。皆さんも、これから大事な試合だ、テストがある、今日はお友達に信心の話をしよう、などといったとき、五分でも十分でも真剣に御題目を唱えていって、体験を積んでください。それが将来にわたってゆるぐことのない確信となり、あなた方を輝かせるのです。

多くの人に御題目を広めよう

また、大聖人様は、「南無妙法蓮華経と唱えることは自らを幸せにするだけではなく、多くの人々を救う功徳も具わっています(趣意)」(御書 一五九四ページ)と仰せです。ですから、自分の幸せのためだけでなく、広宣流布に向かって、全世界の人々の幸福を願って唱題しましょう。

そして、まだ大聖人人様の正しい仏法に巡り合っていない人々に、「大聖人様の南無妙法蓮華経の教えによってのみ幸せになれるのです」と教えてあげることが大切なのです。これが折伏です。

しかし、私たちに、御本尊様から戴く功徳の体験と確信がなければ一生懸命に折伏しても伝わりません。

御法主日如上人猊下は、「単に唱題だけに終わることではなくして、この唱題の大きな功徳と歓喜をもって、広宣流布を目指して折伏を行じていくことが肝要であります」(大白法 七六九号)と御指南されています。

唱題と折伏に積極的に取り組んでいきましょう