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うそをつかない子になろう

信心のしおり

うそをつかない子になろう

皆さん、「正直」とは、どのような意味であるかを知っていますか?

国語辞典を引いてみると、

「何かを隠して言わなかったり、うそ・ごまかしを言ったりすることがない様子」(三省堂国語辞典)

とあります。例えば、皆さんも「三度目の正直」という言葉を聞いたことがあると思います。または「正直に言いなさい」と、ご両親や学校の先生に言われたりしたことがあるでしょう。皆さんは、うそを言わずに、正直に毎日の生活を送っていますか?

正直を大事にされる日蓮大聖人様

日蓮大聖人様がいらっしゃった時代は、念仏宗や禅宗・真言宗などの不幸の原因となる宗教が数多くあり、ほとんどの人々がこれらの宗教を信じていたのです。

そこで、大聖人様は不幸の原因は誤った宗教にあると御指南され、南無妙法蓮華経という正しい教えを説かれました。

しかし、誤った宗教を信じている僧侶や役人は、自分たちが信じている宗教を「誤っている」と言われたので腹を立て、大聖人様を殺してしまおうとしたのです。

このような、命も危ないという状況の中でも大聖人様は、不幸な世の中、人々を救うために、ただ正直に南無妙法蓮華経の正しい教えをひろめられました。

このとき、誤った宗教を信じる人の言うことを聞いて、正しい仏法をひろめることをやめれば、危険をさけられたかもしれません。しかし、大聖人様はうそを言わず、何があっても正直に正しい行いをされたのです。

まさに大聖人様は、

「仏と申すは正直を本とす」(御書三五九頁)

とおおせられた、常に「正直」を根本とされる仏様なのです。

正直な人になろう

皆さんも、正直を心得ましょう。

そのためには、善と悪の区別をはっきりとつけ、悪を捨てるということが大切です。

もし、悪いことをしている友達を見たら、皆さんはどうしますか?

注意ができれば立派ですが、もしかすると、見て見ぬふりをする人もいるかもしれませんね。でも、そんな人でも悪いことをしている友達を注意しなければいけないとわかっているはずです。御法主日顕上人猊下は、

「自分をごまかさないということが正直ということなのです」(大白法六五一号)

とおっしゃっています。

本当は注意をしたいのに、注意した後のことを考えて、自分の心に正直になれず、自分をごまかしているのではないでしょうか?

それでは、正直者と言えませんね。ぜひ、皆さんは自分をごまかさずに勇気をもって正直な善い行動をしてください。

そのためにも、御本尊様を素直に信じて、日々の勤行・唱題をしっかり行い、正直な勇気ある行いができる人になれるように御祈念をしていきましょう。

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