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伝教大師の本意に違背ー天台宗

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 本年六月に比叡山延寺が、伝教大師最澄のを千二百年大遠忌法要を執り行った。
 法要では、伝教大師が灯して以来、千二百年以上にわたって灯り続けているという「不滅の法灯」が、根
本中堂から、大日如来を本尊として祀る大講堂に分灯されるなどの行事が行われた。
 法要の様子は、天台宗各寺院や個人に向け、ライブやアーカイブで配信されたが、その中で天台宗の宗務総長は、

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「『生きとし生けるもの』すべてが、安定と調和を保ち、平和と安寧を、享受する法華一乗の社の会、すなわち伝教大師様のご誓願『浄仏国土建設』の実現へ、共に邁進してまいりましょう」
 などと語っている。
大乗戒壇の建立に尽カ
 伝教大師は、中国の天台大師の教えをもとに日本に天台宗を開宗した、像法時代の正師(仏法を正しく伝
える師)である。相武天皇の信頼が厚く、還学生(遣唐使と一緒に行って学問をする留学生)として、天台宗発祥の中
国で、天台宗第六ある妙楽大師の弟子、道遂と行満から、天台の前を伝授された。帰国の後、爾前権教に帰依する南都六宗に対し、法華経に基づく天台宗を比叡山に立てた。
当時の日本には、僧となるための戒壇は、小乗戒を授ける戒壇しかなかった。 そこで伝教大師は、天台宗の僧のため、大乗戒を授ける大乗戒壇の建立に尽力した。 しかし、設置を認める勅許は存命中には叶わず、伝教大師の死後七日目に下されている。
現在の天台宗は大謗法
 伝教大師は、天台法華宗という宗名を使用した。 ところが、大師の没後は、第三代座主の円仁 (慈覚)や第五代座主の円珍(智証)らにより密教が盛んとなり、天台宗は密教化してし台まった。 さらに、第十八代座主の良源、その弟子で『生要集』を著した原信が、浄土 (仏) 信仰を盛んにしている。
 こうして法華経の教えと異なる様々な邪援が混入し、伝教大師が本意とした法華宗とは名ばかりの、今の天台宗が出来上がった。
 日蓮大聖人は『観心本尊得意抄』に、
「設ひ天台・伝教の如く法のまりありとも、今法に至っては去年の暦の如し。何に況んや慈覚より已来、大小権実に迷びて大謗法に同ずるをや」(御書 九一四ページ)
と御教示である。
 仏法は時によらなければならない。これは仏の説かんに大原則である。
 そして現在は、釈尊滅後二千年を経た末法時代である。 去年のカレンダーが今年は役に立たないように、末法は、釈尊の教えに利益がなくなっている。
「日本仏教の母山」と自ら臆面もなくサイトで称しているが、教義も本尊も雑乱の限りを尽くした教えに、人々を救うことは到底できない。 宗務総長の語る「浄仏国土建設実現」は、残念ながら滑稽な夢物語だ。
伝教大師の本意
伝教大師は『守護国界草』に、
「正像稍過ぎ已わって末法 太だ近きに有り、法華一乗の機今正しく是其の時なり」(同八三八ページ)
と述べている。これは、末法という、法華経が弘まるべき時に生まれ合うことを願い求めた言葉である。
 末法は妙法流布の時であることを、伝教大師自身が述べていることを忘れてはならない。
 天台宗徒たる者、末法を恋い慕う伝教大師の本意に従うならば、末法の御本仏・日蓮大聖人が説かれた南無妙法蓮華経の教えを信仰することが、筋道ではないか。
「末法に入りぬれば余経もせんなし。但南無妙法蓮華経なるべし」(同・1219ページ)
と、大聖人が『上野殿御返事』に仰せの通りである。
 真に仏国王の実現を願うならば、仏法の筋道に則った教えを流布しなければならない。すなわち、法華経
に予証されるように、末法では南無妙法蓮華経の教えが断絶することなく広宣流布していくのである。
「皆帰 妙法」――大聖人が建立された南無妙法蓮華経こそ、すべての人々を成仏に導く教えであると確信し、折伏に邁進しよう。

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