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さだしげ殿御返事

御書4
さだしげ殿御返事             建治二年一二月二十日  五五歳 さきざきに申しつるがごとし。 世間の学者仏法を学問して智慧を明らめて我も我もとおもひぬ。一生のうちにむなしくなりて、ゆめのごとくに申しつれども、唯一大事を知らず。 よくよく心得させ給ふべし。 あなかしこ、あなかしこ。 十二月二十日          日  蓮 花押 さだしげ殿御返事