光明
　ＯＯさん、お元気ですか。
先日のお話の中で。下種する相手がいないとおっしやっていましたね。
　本日は、そのことでお便りを認めてみました。
　たしかに、コロナ禍が長く続いて、友人と食事に行ったりする機会が減ったかも知れません。ても、下種する相手は、実は、どこにでもいるのです。
　あなたも、毎日、買い物や会社には行かれるでしょう。そういう行き先や行き帰りに、必ず誰かに出会いませんか。そのような日常の生活の中で、ちょつと工夫し努力するだけで、確実に下種する相手は増えるのです。
　まず、元気に、笑顔で挨拶しましょう。すると、相手方は、「いつもお元気ですね。何でそんなに、お元気なんですか」と聞いてくれます。そこで、「お寺に行くと元気が出るんです」などと話ができることが多いのです。その人の氏名を面倒がらずに下種先に書いていきます。私は、百人書ける表を持っていて声をかけた人の名前を書きます。そして、なるべくまた会えるように工夫していきます。それがお店の店員さんだったり、会社でよく話す同僚だったりと、緑は実はたくさんあるのです。でも、こちら側が、さらに信頼関係を積みねていかないと本格的に折伏するところまで至りません。その関係作りの地道な努力が、下種する相手を増やしていくことに繋がるのです。
御法主日如上人猊下は、
「我々も広宣流布を願う宗団としまして、普段着の折伏と申しますか、いつでもどこでも折伏できる、そういう気持ちを持っていかなのでければいけないのではないか、また、それを実践していかなければならないのではないかと思います」（大白法　七八四号）
と御指南あそばされています。
　「折伏躍動の年」、自らが出会う多くの人を、下種する相手にしていきましょう。　（正）