《第六十四世日昇上人御指南》

 
 創価学会の大御本尊放棄に対する破折の文証集
 ○戒壇の大御本尊は大聖人の出世の御本懐
 久遠本仏たる宗祖日蓮大聖人は南無妙法蓮華経をお唱へ出された年から二十七年即ち弘安二年に出世の御本懐たる本門戒壇の大御本尊を一切衆生に総与遊ばされたのであります。日昇不肖ながら先師の跡を継いで此の大御本尊を守護し奉り広宣流布の時を待って居ります(大白蓮華・昭和二七年六月号四頁)
 ○戒壇の大御本尊は一切衆生が帰依すべき御本尊
 夫れ戒壇の本尊は宗祖日蓮大聖人の本懐、末法衆生の帰命の法体、一宗依止の当体なり。
 宗祖大聖人弘安二年十月十二日之れを建立して、血脈付法の二祖日興上人に身に当て給るところなり(大日蓮・昭和三〇年一二月号一四頁)
 
 ○三大秘法とは戒壇の大御本尊
 日蓮大聖人様は弘安二年十月十二日に本門の本尊を建立せられ、この本尊を一器の水を一器に移すように日蓮、日興、日目と付属せられ不肖日昇までに伝えられ、丑寅の勤行怠慢なく今日までに伝えられたのであります。本門戒壇の本尊こそ富士大石寺にまします三大秘法の御本尊であります(聖教新聞・昭和二七年四月一〇日付)
 
 今此の三大秘法はこの戒定慧の三つで、まことに最大事の要法でありますから秘法と申すのであります。扨て又この三大秘法は開きますとこの三つになるのでありますが、此れをつづめますると本門の御本尊即ち大曼荼羅の一つに帰するのであります(中略)大聖人の御化導を拝し奉ると、三大秘法と申しまするにその究竟の眼目は戒壇の大御本尊に帰着致すのでありまして即ち皆様が今日篤くと拝せられました当山に護持し奉る戒壇の大御本尊に帰するのであります(大日蓮・昭和二九年五月号三頁)

 ○戒壇の大御本尊の内証を御書写
 戒壇の大御本尊の御内証を、帯し奉って不肖日昇六十四世の法主として、御本尊様に信仰をそめておしたため申しあげている御本尊でございまする(聖教新聞・昭和三〇年一二月一八日付)

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