大御本尊への信仰を捨てた創価学会をただす―矛盾のスパイラルにおちいった創価学会
聖教新聞には、平成二十五年十一月五日、創価学会は東京信濃町の総本部に「広宣流布大誓堂」を建て、そこに通称「慈折広布の御本尊」を安置したと報道されています。
そもそも「慈折広布の御本尊」とは、昭和二十六(一九五一)年五月十九日に総本山第六十四世日昇上人によって書写されたものであり、脇書きには「大法弘通 慈折広宣流布大願成就」と認められています。
この御本尊を書写された日昇上人は、昭和三十(一九五五)年十二月十三日、創価学会関西本部の入仏式に際し、
「戒壇の大御本尊の御内証を、帯し奉って不肖日昇六十四世の法主として、御本尊様に信仰をそめておしたため申しあげている御本尊でございまする」(聖教新聞・昭和三〇年二一月一八日付)
と仰せられています。
このように、日蓮正宗の御歴代上人が認められた御本尊は、すべて本門戒壇の大御本尊の御内証を書写されたものです。
したがって、根本の大御本尊を放棄して「慈折広布の御本尊」のみを用いようとする創価学会は、日昇上人の御慈悲を踏みにじる、不知恩きわまりない集団と言うべきです。