Q19.「世界広布新時代なので、過去の指導は関係ない」
Q&A 創価学会員の言い分に答える
A.日蓮大聖人の仏法において、本門戒壇の大御本尊を根本とすることは、いかなる時代であっても不変の鉄則です。
創価学会も、過去八十数年にわたって、会員に対し、本門戒壇の大御本尊への信仰を深めるよう指導してきました。
ところが今回、創価学会は「新時代」などの手前勝手な口実で、全部反故にするというのです。
これはまさしく、仏法の上から見れば虚誕罪(いつわりの罪)に当たり、世間的には「ウソツキ」と言われるのです。
たとえば、ある人が長年約束してきたことを、「新時代に入ったから」という理由で、突然「今までの約束は全部なかったことにする」と言うならば、その一事で周囲の信頼を失うでしょう。それは場合によっては、犯罪にもなります。
あなたの言い分は、それと同じです。
Q18.「学会活動の基本は、これまでと何ら変わらない」
Q&A 創価学会員の言い分に答える
A.宗教団体が信仰の対象となる本尊を変更するということは、所属する会員にとって、この上ない大事件です。
本尊を変更すれば、教義も信仰も変わらざるをえません。
にもかかわらず原田会長は、会員に対して「学会活動の基本は、これまでと何ら変わりません」(本書一三九頁参照)と言いましたが、これは会員を誑惑するための脆弁です。
Q17.「御本尊の書写とは何か」
Q&A 創価学会員の言い分に答える
A.「書写」とは「書き写す」ことであり、日蓮正宗においては、本門戒壇の大御本尊を御法主上人が「書き写す」ことを言いますが、それは単に大御本尊のお文字を書き写すことではありません。
御本尊の御書写とは、本門戒壇の大御本尊の御内証を、時の御法主上人が唯授一人血脈相伝をもってお写しされることであり、大御本尊にそなわる御本仏の「魂」と、一切衆生を救済される御本仏の功徳を、そのまま写されることなのです。
Q16.「広宣流布とは何か」
Q&A 創価学会員の言い分に答える
A.広宣流布とは、日蓮大聖人の願業であり、弟子檀那にとっての究極の目的です。
その意味は、世界中の人々が、総本山大石寺にまします本門戒壇の大御本尊に帰依し、それによって全世界が平和になり、すべての人々が幸福になることです。
ですから、根本の大御本尊を放棄した創価学会に、広宣流布を論ずる資格はないのです。