日如上人猊下御指南
本年「実行前進の年」は、文字通り全支部が足並みを揃えて前進し、折伏響願を必ず達成すべき大事な年であります。
「前進とは、目標に向かって精魂込めて、ひたすら進むことであります。
「当然、それには行く手を阻む様々な障魔が惹起しますが、身軽法重·死身 弘法の信心に徹し、目的達成に向かって勇敢に努め励むことが肝要であります。
日蓮大聖人は
「教行証御書」に
「日蓮が弟子等は臆病にては叶ふべからず。
彼々の経々と法華経と勝劣·浅深·成仏不成仏を判ぜん時、爾前迹門の釈尊なりとも物の数なら
何に況や其の以下の等覚の菩薩をや。まして権宗の者どもをや」
(御書 → 1 109ページ)
一閻浮提第一の大御本尊に対する絶対的確信と勇気をもって、邪義邪宗の謗法を打ち破り、折伏逆化の戦いに参加し前進していくところ、必ず御本尊の御照覧を給わり、 願いは達成成就されるのであります。
則ちこの確信にそ、誓願達成の要と言えるのであります。
[平成二十四年一月号5ページ)