ホーム » 御書 » 御書3 » 土篭御書 (朗師土籠御書)

土篭御書 (朗師土籠御書)

御書3

土篭御書 (朗師土籠御書)           文永八年十月九日  五〇歳 日蓮は明日佐渡国へまかるなり。今夜のさむきに付けても、ろうのうちのありさま、思ひやられていたはしくこそ候へ。あはれ殿は、法華経一部を色心二法共にあそばしたる御身なれば、父母・六親・一切衆生をもたすけ給ふべき御身なり。法華経を余人のよみ候は、口ばかりことばばかりはよめども心はよまず、心はよめども身によまず、色心二法共にあそばされたるこそ貴く候へ。「天の諸の童子、以て給使を為さん、刀杖も加へず、毒も害すること能はじ」と説かれて候へば、別の事はあるべからず。篭をばし出でさせ給ひ候はゞ、とくとくきたり給へ。見たてまつり、見えたてまつらん。恐々謹言。  十月九日               
日 蓮 花押 筑後殿

RSS 宝日記

  • 冬至 2024年12月21日
    21日は冬至。夕方の日の入りは少し遅くなったように感じる。
    kirimoto3

RSS 掲示板

  • 残暑見舞い 2024年9月8日
    残暑お見舞い申し上げます。 立秋は過ぎましたが暑い日が続きます。 お体をご自愛ください。

管理人

和歌山県田辺市の在住、日蓮正宗法華講員です。
宝相寺支部所属。宝相寺は日蓮正宗総本山大石寺の末寺です。人生の悩みなど正しい仏法で乗り越えていきましょう。
お問い合わせは、ホームページのメールフォームから
電話でも受け付けております。
携帯090-3656-1453

アクセスカウンター