大御本尊への信仰を捨てた創価学会をただす―矛盾のスパイラルにおちいった創価学会
今般、創価学会は会則を改変し、その説明として聖教新聞紙上に「弘安2年の御本尊は受持の対象にはいたしません」と発表しました。
これは、創価学会の前身である創価教育学会が昭和五(一九三〇)年に設立されて以来、八十数年にわたって会員が等しく信仰の対境として尊崇してきた宗祖日蓮大聖人弘安二年十月十二日所顕の本門戒壇の大御本尊を放棄することを意味します。
信仰の世界において、礼拝の対象となる本尊は最も重視されなければなりません。
今回、創価学会が行った本尊義の改変は、教団の存立基盤を揺るがし、八十数年の歴史を覆す大事件です。
日蓮大聖人を御本仏と立てながら、大聖人出世の本懐たる大御本尊を放棄するという致命的な過ちを犯した創価学会は、それを繕うため、いくつかの異説を唱えざるをえない状態に至りました。
まさしく創価学会は、はてしない矛盾のスパイラル(らせん状の進行)におちいったと言えましょう。
本書は、創価学会首脳部に誑惑される学会員を目覚めさせるため、会則を改変したことに伴う創価学会の本尊義と、それを言い繕うための邪説を破折するものです。
本書によって、迷える学会員が一人でも多く、本門戒壇の大御本尊まします富士大石寺の正法に帰依することを祈ってやみません。
日蓮正宗宗務院