聞くことの大事

信心のしおり

聞くことの大事

皆さん元気ですか。 まもなく春分の日を迎えますが 春は、 卒業式や入学式そして進級の季節です。 皆さんにとって 節目の時期ですね。 この時期は、 将来の夢や目標に向かって、 あらためて 自分自身を見つめる良い機会です。 御本尊様に向かってお題目を唱えて、これからも充実した生活が送れるようにご祈念して、 将来に向かって 元気に歩んでいきましょう。 さて 今回は「聞くことの大事」についてお話したいと思います。

姿勢を正して話しを聞こう

「人の話を聴く」ことがとても大切であることは、皆さんもよく知っていると思います もしかしたら ご両親夜 学校 の先生などに 「人の話しをしっかりと聞きなさい」と叱られたこともあるかもしれません。 特に 少年部の皆さんは日頃学校に通って勉強する上で聞くことは大変重要です だって先生の話しをよく聞かなければ学ぶということには繋がりませんからね。 授業中によそ見をしてほかの事を考えているようではいけないのです。こころを落ち着かせて先生の目を見て話しをよく聞きましょう このような お話があります 。「日興上人様は御弟子の訓育に力を注がれていました 。ある日の御講義中に、日興上人様は御弟子の日尊師が 秋の風に散りゆく梨の葉に気を取られて眺めてる姿を見て『日蓮大聖人様の仏法を弘めようとするものが説法中に落ち葉に心を奪われるとは何事か。 すみやかに座を立ちなさい』 と叱り勘当されました。 その後、日尊師は、発心して弘教につとめ、 勘当が解かれるまでの12年間に 36カ寺もの寺院を改宗または建立しました。」 この日興上人様の厳格な御振舞いを拝して 私たちは自身の姿勢を正していくことが大切です。

仏教においても聞くことが大切

特に、仏教においては 正しい教えを「聞く」ということが修行の基本です。 インドにお生まれになった釈尊は50年間にもわたって説法をおこないました。これらは経典として残されています。 しかし、実は経典ができたのは釈尊が亡くなった後のことなのです 。釈尊が説法するとき 、弟子達はそれを聞いて、暗記していました。 決して文字で記録して残しませんでした。 多くの教典の始めに、 「如是我聞 (是の如く我聞きき)」とあります。これは、「このように私は釈尊から聞きました」 という意味です。 釈尊の説いた教えを、弟子たちが真剣に聞いていたことがわかると思います。 また『方便品』に、若し法を聞くこと有らん者は一人として 成仏せず ということ無けん」(法華経118ページ) とあります これは正しい教えを聞く功徳を説かれています。日蓮大聖人様の説かれた南無妙法蓮華経を信じて、その教えを喜びをもって聞く人は一人もかけることなく成仏する (御本尊様から功徳を戴いて幸せな生活が送れる)のです。

御報恩御講に参詣しよう

皆さんが正しい教えを聞く機会が毎月ありますね。 そうです。 皆さんの所属の寺院で毎月第2日曜日に奉修される御報恩御講です。 御報恩御講は大聖人様に対して御報恩申し上げる重要な行事です。 この時にご住職(御主管)から大聖人様の御書を通して御法話があります この御法話は私たちが信心修行を実践するための手引きなのです。 ですから ご住職 (御主管)の目を見て、歓喜の気持ちをもって真剣に聞いてください 。少し難しいお話もあると思いますが 毎月聞いていることで理解できるようになりますよ。 このことによって、私たちは大きなこの功徳をいただき 喜びある信仰生活が送れるのです。 御法話中にゲーム機で遊んだり、別のことを考えているようでは、絶対にいけきません。

法を聞くことを勧める

さらに『随喜功徳品』に、 「更に人の来ることあらんに勧めて座して出して聴かしめ、若しは座を分かって坐せしめん」(同468ページ)とありますこれについて御法主日如上人猊下は、 「これは大事なことです。 皆さんが『御講に行きませんか』『夏期講習会に参加しませんか』と、法を講ずる所に一緒に行きましょうと人に勧める。 或いは混んでるときに自分の座を譲って、法を聞かしめるようなことをすると、やはり功徳があるのです。(功徳要文52ページ)と仰せです。自分自身が法を聞くことはもちろん、法を聞くことを人にすすめて、実際に聞かせ、ともに喜ぶことにも素晴らしい功徳があります。 ですから、御報恩御講には、家族をはじめ多くの方々と共に楽しく参詣するように心がけましょう。 また 日蓮正宗の信心をしていないお友達にも声をかけて、一緒にお寺に参詣し、御住職(御主管)から正しい南無妙法蓮華経の教えについてのお話しを聞いて、折伏するように努めましょう。 このことが大変に尊いのです