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広布唱題会の意義

信行のポイント

◇広布唱題会の意義◇

現在、毎月第一日曜日に行われている「広布唱題会」は、六十七世・日顕上人貌下の大号令の元、平成十五年より総本山をはじめ、全国末寺で一斉に開始されました。
 令和という新しい時代を迎え、いま一度「広布唱題会の意義」を確認し、正しい心構えで臨んで参りましょう!

【六十七世・日顕上人御指南】
 昨年度、宗門において「七年後の平成二十一年。『立正安国論』正義顕揚七百五十年に向かって、 正法興隆、広宣流布のためのいよいよの大前進を行う」ということを決定いたしまして、本年度一 月よリ全国の各寺院において、毎月の第一日曜日に広布唱題会を始めたのであります。総本山では、御承知のとおり、一月はその全部の日を唱題行に当てましたけれども、二月からは末寺とともに、否、総本山を根本とする意味からの唱題行を、第一日曜日に行うのであります。ですから、本日は、その第一回とも言うべき、二月度における第一日曜日の広布唱題会を行った次第であります。
 御承知と思いますが、この唱題を行う目的は広宣流布のためであります。したがって、常に広宣本日は広宣流布を御祈念申し上げるとともに、大法興隆のために自らがあらゆる面において精進していくということを御本尊様にお誓い申し上げ、実際に真の仏子としての信心修行に邁進するための唱題行であります。よって、この唱題行において「自分は広宣流布のために現在の立場から何かできるのか」ということをしっかり見定めていくこと、また、それを実際に実践していくことが大切と思います。
 このことは御信徒のみでなく、当然、僧侶も考えるべきであります。否、僧侶こそ、縁のある多くの人々を、正法広布のため、成仏のために導くところの重大な責務を持っておるのであります。
したがって、僧侶も、また、ここにお集まりいただいた信徒の方々も、共に「広宣流布のためにしっかリ御奉公する」という気持ちをしっかり固め るところに、その方の命が仏様の功徳の上に必ず躍動してまいりまして、一切のことが正しく進んでいくということを、私ははっきり申し上げておきたいと思います。
 唱題行をしっかり行っていくこと、そして広宣流布に向かって進むのだという覚悟を持つところに、皆様方の生活におけるところの中心がはっきりと自覚され、また実践できると思うのであります。したがって、その心をしっかり持って進むところに、皆様方、それぞれの立場における職業等も正しく進み、好転してくると思うのであります。
 しかし、それよりもまず第一に、「広宣流布に向かって自分は御奉公するのだ」という覚悟をもって第一歩を進め、「どのようなことであっても、広宣流布のために行うべきことを一つずつ行っていこう」という覚悟をしっかり持っていくところに、正しい仏法における真の自行化他の実践の道があるということを感ずるのであります。
 その意味におきまして、これから毎月の第一日曜日に広布唱題会を行いますが、その月いっぱいにおける広布への御奉公の道をしっかりと見定めつつ進んでいくことこそ大切と思うのであります。
 皆様方のいよいよの信行倍増、世出二道における御精進を心よりお祈りいたす次第であります。
【諸願成就は日頃の信心から】
御法主日如上人猊下は。
  「普段は何もしないで、困った時にだけ一生懸命、御本尊様にお願いしても、それはだめですよ。やはり、普段から朝夕の勤行と折伏をしっかりして、その上で御祈念するならばいいのだけれども、普段なんにもしないで、ある日、突然なんとかしてくれと言うのは、仏様も『待て、待て』となってしまうのではないでしょうか。だから、やはり普段、日常からの信心が非常に大事だと思います」と、御指南されています。
 広布唱題会に参詣し、できる限りお寺の唱題会に参詣し、まずは広宣流布の御祈念をしていくところ、皆さんの願いも必ず成就していきます。
 自分の願い、悩みを直接祈念し、唱題していくことが解決の近道と思うかもしれませんが、そうではありません。
 仏様の心を我が心として、唱題・折伏に励んでいくところに御仏智を賜り、根本から解決していけるのです。
 広布唱題会は、御法主上人を大導師として行われる年にたった十二回しかない大事な唱題会です。これまで広布唱題会に参詣できていなかった方も、時間を作り参詣しましょう。
 平成時代にひとつのケジメをつけ、令和の始まりにあたり、一人ひとりが信心を中心としたところの新たな決意を固め、共に勇躍前進してまいりましょう!

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和歌山県田辺市の在住、日蓮正宗法華講員です。
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