末法の衆生は、邪義邪宗の害毒によって毒気深入して正法の功徳を理解し難く、故に正法を説くに当たっては、只折伏を以てすることが大事なのであります。
本年「行動の年」に当たり、各人がこのことを自覚し、各講中共に僧俗一体となり、地涌倍増と大結集の御命題達成を目指して、折伏実践の行動を起こして戴きたいと存じます。
御命題達成の誓願の元に折伏を行ずるところ、必ず大御本尊の御照覧と御冥護を賜り、また自ずと仏祖三宝尊に対する最善の御報恩行と一切衆生救済の慈悲行を成就し、且つ最高の仏道修行を為し遂げる事が出来るのであります。また、己自身も自行化他に亘る強盛なる信心が練磨され、広大なる大御本尊の功徳を享受することが出来るのであります。[平成十九年一月号5ページ]