平成十四年に御命題をいただいて四年、折伏について、もちろん充分に成果を上げている支部もたくさんあります。全く挙がっていないというのでにありませんが、しかし全体からいくともうひとつ、理想的な成果は挙げていないと思います。
そんなところから、今までの四年間を振り返ってって
「あと残り二年や三年で地涌倍増など、とてもできない」と思っている方がいないわにけではないと思います。
しかし私は、それは違うと思う。(中略)御書のなかに
「諸天善神の御はからひとして、日本国一時に信ずる事あるべし」(御書1123ページ)
とありま。我々が努力に努力を重ねていけば必ず梵天、帝釈、諸天善神が動くのです。この諸天善神を動かすような闘いを、むしろこれから行っていべきではないかと、私は強く思う次第であります。そこに、二十一年の御命題について、名実ともに達成できるのではないかと思います。
「平成十九年一月号53ページ」