ホーム » 御書 » 御書1 » 弟子檀那中への御状 (弟子檀那中書)

弟子檀那中への御状 (弟子檀那中書)

御書1

弟子檀那中への御状 (弟子檀那中書)
文永 五年 十月 十一日  四七歳

大蒙古国の簡牒到来に就いて十一通の書状を以て方々へ申さしめ候。定めて日蓮が弟子檀那、流罪死罪一定ならんのみ。少しも之を驚くこと莫れ。方々への強言申すに及ばず。是併ら而強毒之の故なり。日蓮庶幾せしむる所に候。各々用心有るべし。少しも妻子眷属を憶ふこと莫れ、権威を恐るゝこと莫れ。今度生死の縛を切りて仏果を遂げしめ給へ。鎌倉殿・宿屋入道・平左衛門尉・弥源太・建長寺・寿福寺・極楽寺・多宝寺・浄光明寺・大仏殿・長楽寺 已上十一箇所。 仍って十一通の状を書きて、諫訴せしめ候ひ畢んぬ。定めて子細あるべし。

日蓮が所に来たりて書状等披見せしめ給へ。恐々謹言。
 文永五年戊辰十月十一日            日 蓮花押
日蓮弟子檀那中

RSS 宝日記

  • 創価学会内紛か? 2024年10月22日
    週刊文春10月24日号に創価学会の元副教学部長の須田晴夫氏が今の「創価学会教学要綱」に異を唱えているようだ。最 […]
    kirimoto3

RSS 掲示板

  • 残暑見舞い 2024年9月8日
    残暑お見舞い申し上げます。 立秋は過ぎましたが暑い日が続きます。 お体をご自愛ください。

管理人

和歌山県田辺市の在住、日蓮正宗法華講員です。
宝相寺支部所属。宝相寺は日蓮正宗総本山大石寺の末寺です。人生の悩みなど正しい仏法で乗り越えていきましょう。
お問い合わせは、ホームページのメールフォームから
電話でも受け付けております。
携帯090-3656-1453