ホーム » 諸宗教破折2 » 教祖の実体を暴く幸福の科学・大川隆法(りゅうほう)

教祖の実体を暴く幸福の科学・大川隆法(りゅうほう)

諸宗教破折2
3/3/2020

一九八六年に大川隆法が設立した新興宗教である「幸福の科学」を取り上げる。読者が幸福の科学と聞いて連想するのは、大川隆法が著名人の守護霊を呼び出し、その人の”本心”を語るとする「霊言」であろうか。または、二〇〇九年に大川自身も出馬して他の候補者と共に落選し、それ以後も政界に執着し続ける「幸福実現党」だろうか。
あるいは、二〇一七年に某若手女優が突然、芸能事務所を脱退し、幸福の科学へ出家(?)した騒動だろうか。-
ここで挙げた「霊言」とは、大川が幸福の科学創立前から行なっているという”お家芸”であるが、教団のホームページには
「『霊言(れいげん)』とは、大川総裁の高度な霊能力によって、あの世にいる霊や、宇宙の魂を呼び出し、その思いや言葉を語り下ろす霊的秘儀。また、地上に生きている人の『守護霊(潜在意識の一部)』にアクセスし、心の奥底で考えている『本心』を語らせる『守護霊霊言』、地上の人間の強い想念と守護霊が合体した『生霊』の主張を語らせる『生霊霊言』もあります」
と説明している。特に関心がない人でも書店に行けば大川の「霊言」に関する書籍が並べられているため、見たことがあるのではないだろうか。
この霊言本が実に卑劣なのである。 というのも、大川の「霊言」の対象となる人物は歴史上の人物や故人だけでなく、今、テレビなどで活動している人気芸能人まで “標的”にし、そうした著名人の守護霊(?)の言葉だとして、その人物のファンが興味を引きそうな内容を並べ、さらにその人物の顔写真や名前を大々的に表紙に掲げて、まるで「アイドル本」のようにして売っているのである。
非常識にして卑劣極まりない行為だが、こうした霊言本や、その他の関連書籍を五十冊以上も発刊する年もある、というから、開いた口がふさがらない。
また、会員はそれらの本を購入しなければならないらしく、インターネットのSNSでは、書籍や経典の売り上げに目標設定がある支部の部長クラス(会員、元会員)の悲痛な投稿が散見されている。
その中には、年末に自腹を切る者もおり、また何冊も同じ本を購入して知人などに配る「献本」という活動に辟易 (へきえき)している者もいるとか。
それらを見るかぎり、会員のことは何でもお見通しの総裁·大川が、本当は何も分かっていない、という実態が明らかである。
そして、この霊言本の第一に挙げられるのが『日蓮聖人の霊言(後に『日蓮の霊言』に改題)』であるむろん、内容は全くのデタラメ、

「日蓮を用ひぬるともあしくうやま(敬)はば国亡ぶべし」(御書一O六六頁)

とは大聖人の訓戒であるが、 過去にここまで大聖人を悪しく用いた人物は、他にいないのではないだろうか。
さて近年、幸福の科学では、その屋台骨を揺るがす問題が多発し、ある意味、世間の注目を集めているそのいくつかを紹介したい。
まず、少々古い話題だが、一九九一年に週刊誌が、大川や教団を「分裂症気味でうつ病状態」「ナチスのような団体」などと批判する記事を掲載したことで起きた騒動が挙げられる。
この騒動は裁判の結果、双方に違法性が認められる結果となったが、週刊誌本社に押しかけた教団側の抗議デモ参加者の中に、 著名人がいて世間の人々を驚かせた。
また、二〇一一年には、大川と離婚の上、教団を永久追放された、元幸福実現党の党首でもあった元妻が、週刊誌に大川が女性会員を寵愛(ちょうあい) していたことや「エル·カンターレ系の基本は一夫多妻制だ」と述べたことを暴露(ばくろ)し、話題となった。
また、その翌年の二〇一二年にも、一番弟子とされる信徒から、大川と女性会員との関係が週刊誌に暴露されている。
さらには二〇一八年に、元教団副理事長だった長男が
「大川隆法を神だと思ったことは一度もない」
「絶縁の契機は、二〇一七年に出家した某若手女優との結婚を追られたからだ」
などと動画サイトで言い放ち、教団との決別宣言をしたことも話題となった。

幸福の科学との訣別 私の父は大川隆法だった (日本語) 単行本(Amazon)
事の正否については、「言った」「言っていない」と双方の言い分が真逆であるため見定めることは難しいが、近年、こうした大川の家庭事情や、教団内のトラブルが、立て続けに週刊誌や動画サイトに取り上げられて注目を集めているのは事実である。
その話題の中心にいる大川は、なんと「地球の至高神、エル·カンターレ」を自称している。この「エルカンターレ」とは、地球のすべての神々を導く存在として、「生きとし生けるもののすべてを幸福にする」ことを目的にしている存在であるという。
大川は、一九九一年に東京ドームで、自身が信仰の対象たる 「エルカンターレ」であると宣言し、これから全人類救済、新文明建設に向かって力を注いでいく、と発表した。また、自称·地球の至高神の大川は、二十四時間、霊人からのアクセスを受ける状態にある、という。長女の書籍によれば、
「教団のなかで困っている職員の生霊がやって来ることもあれば、各界で活躍されている方の守護霊様がやって来て、『今のままだと地上の本人が駄目になる。 軌道修正させたいので、霊言をしたい』と言うこともあります。あるいは、『総裁先生のファンだから、応援したい』と言って出てきてくださる霊人もいて、 霊的な訪問者が後を絶ちません。また、霊はこの世の時間などに縛(しば)られずに、いつでもやって来ます」(『娘から見た大川隆法)
という。
てれならどうして、「すべてを幸福にする地球の至高神」が一家の和楽すら築けないのか。 どうして、前妻や子供達の霊は大川のもとにやって来て、本音を語らなかったのか、首をかしげる。身近な家族や会員の想いも見通せず、家庭不和も解決できない、そんな地球の至高神(?) に「全人類救済、新文明建設に向かって力を注いでいく」と言われたところで、信用できるはずがなく、霊言もデタラメであると容易に想像が付く。
また、大川が家族の霊(!)に語らせた、それぞれの過去世がとてもおもしろい。 大川の家族には元妻(きょう子)と三男二女の子供がいる。 現在、表舞台に立っているのは、後妻の現総裁補佐と長女の現副理事長であるが、他の家族は教団から追放されたようである。
そして大川の霊言によると、元妻の過去世は、当初は「アフロディーテ。 ナイチンゲール。 文殊菩薩」だったが、後に「蝿の王ベルゼベフに操られた裏切りの悪魔ユダ」となり、長男は初めは「ギリシア神話のエロス。 荘子」で後に「悪魔」、次男は初めは「天台大師智顗」で後に「妖径」、三男は初めは「日本神道の最高神。明治天皇。 桓武天皇」で後に「日本稲荷の狐。 人をだます動物霊。 富士山の烏天狗」に変更となっており、今年に入ってからは、次女の過去世が九尾 (狐?)という妖怪に変更になったとか。 もう抱腹絶倒である。
過去世が途中で変更となる、という理屈も全く理解できないが、地球の至高神(?)ともあろう人物が、どうして自分の妻や子供の過去世を間違えるのか。霊がウソをついたというのか。だが、霊に賑(だま)される至高神など信仰するに値しないし、内容がコロコロと変わる霊言をインチキと言うのである。
つまるところ、霊言による過去世の認定(?) は、ただ大川の個人的な好き嫌い、愛憎、利用価値の有無、などによって語っている虚言でしかないのである。
ついでに言っておけば元妻が離婚に際し、大川の私生活や女性会員との関係を暴露したことに対し、大川は、元妻の守護霊を呼び出し、大川自身の口を通して対談を行なっている (元妻は、この霊言なるものは自分ではなく、精神的苦痛を受けた、と東京地検に提訴している)。
このように大川は、何でもかんでも霊言であり、自分の言葉として言えないことを、他人のロを使って(霊言という形で)言っているのであり、あまりにも卑怯 (ひきょう)である。
特に注目すべきは、誰よりも大川の偉大な霊能力(?)を知っているはずの元妻と長男が、まったく地球の至高神を恐れることなく(笑い)反旗を翻(ひるがえ)したことだ。 この事実は、教団を揺るがす根本問題を含んでいるのではないだろうか。つまり、大川が自称する「地球の至高神、エル· カンターレ」などというのは、嘘っぱちだということである。

大聖人は『唱法華題目抄』に
「魔にたぼらかされて通を現ずるか。但し法門をもて邪正をた×すべし。利根と通力とにはよるべからず」(御書二三三頁)

と仰せられている。 大川が、全くない力を霊能力と嘯(うそぶ)いて人々を誑(たぷら)かす行為は、「魔にたぼらかされて通を現ずる」者以下の行為であり、
編す者も愚かだが、騙される者もさらに愚かだといえよう。
厳然たる証拠に裏付けられた真の正法を受持する我々は、霊言などという狂言に振り回される会員に、霊言の実態を説き聞かせ、一刻も早く正法に帰依させなくてはならない。

(慧妙 令和二年三月一日)

RSS 宝日記

  • ヒゲナガコメツキ 2021年5月7日
    昨日、朝の散歩をしていると珍しい虫に出会った。虫との出会いというのは不思議なもので探しに行っても、滅多に出会え […]
    kirimoto3

RSS 掲示板

  • Re: おめでとうございます 2021年5月2日
    あけぼのさんへのお返事です。 ありがとうございます。 コロナ禍で色々と制約ができて大変ですね。 登山も、人数制 […]
    管理人

管理人

和歌山県田辺市の在住、日蓮正宗法華講員です。
宝相寺支部所属。宝相寺は日蓮正宗総本山大石寺の末寺です。人生の悩みなど正しい仏法で乗り越えていきましょう。
お問い合わせは、ホームページのメールフォームから
電話でも受け付けております。
携帯090-3656-1453

カウント

Visits today: _