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占いに惑わされない

諸宗教破折2

 雑誌の後ろのページや、朝のニュース番組の中で、当たり前のようにある星座占いが長年続いている。
 最近できた商業施設にも占いの店が入ったようだし、占いを主役にした番組が作られるくらいだから、関心が高いのだろう。だからこそ、占いによって成り立つ詐欺事件が後を絶たない。
 例えば、無料を謳った占いのホームページを利用したところ、個人情報が盗まれたり、不安を煽る占い結果で多額の金銭を騙し取られるという犯罪も多発し、総務省や国民生活センターも警鐘を鳴らしている。
占いとは?
 そもそも、占いがいつから行われているかを調べると、世界の各地で、古代から行われていた。
 古の人々は、洪水や地震」などの自然災害からいかに免れるか、避けられない戦の開始時期等、自分たちの手に余ることや国家の一大事について、未来を読もうとしたり、判断の助けとしていた。そうした中の天文 観測の蓄積などは、その後の天文学や自然科学の発展にも関連しただろう。だが、亀の甲羅を焼き棒で突き刺して、表われる「ひび割れ」の形から意味を読む亀卜など、学問と結びつかなかったものもある。
占い師は言う
西洋由来、東洋由来のものの他、現在も創作され続け、実にたくさん種類があるが、それらは、
①命 生年月日やその時刻の星の位置などにより占う。四柱推命術など。
②ト 道具を使って、偶然出た結果をもとに占う。タロットカード、粉、算木、おみくじなど。
③相、 顔や手などの相から占う。
の三つに集約されるとも。占いを生業とする占い師は、どうとらえているのか。
 占い師の団体である「日本占術協会」が出版している『世界占術大辞典』には、「科学は九分九厘、占い
は残る一厘を予測」(10ページ)とあり、占いブームの世相分析もしている。
 著名な占星術家は、「当たるか当たらないかと言われれば分が悪いが、星占いは文化 (趣意)」という。
 占術家を多く育てたとされる占い師は、『「占い」は信じるな』という本で、「占いの結果を信じるあまり、自分や他人の行動を規定してしまい、たまたま偶然に当たってしまうと大変です。もう占いの呪縛から逃れられない状態に陥ってしまったりします」(一五ページ)
「的中率というものは五○パーセントが常識の丁か半かの世界で、それ以上ならイカサマと考えていい」(二四ページ)
と全編、取り返しのつかない人生を送る人が出ないよう警鐘を鳴らす。
 それでも人は、自分のことに強い関心がある。だから占いに頼った時点で、我が事として聞くから信憑性はとらえ方次第。
・誰にでも当てはまるような曖昧な表現、あるいは必ず当てはまるよう、正反対のことを入れる。
・外観や会話から直ちに相手を分析し、言い当てたかのように見せる (コールドリーディング)。
といった手法に操られる。
今も昔も
 釈尊在世に祭祀を司っていたバラモンは、社会的に特別な存在とされ、その彼らが扱う中にも占いがあった。
 人相や夢見、鼠に噛まれ衣服によるなど種類も煩多で、もっと多く布施を得ようと、占いで信者の不安を煽って脅そうとしたバラモンもいたらしい。釈尊は、「瑞兆の占い、天変地異の占い、夢占い、相ので、占いを完全にやめ、吉凶の判断をともにすてた修行者は、正しく世の中を遍歴するであろう」(ブッダのことば 七六ページ)
と、占いをやめることの必要性を説諭している。
占いは○○の入口
 占いが危険なのは、「占う」から「祈る」心に変わり、誤った対象を祈ったり、果ては願望を叶えるための呪術への入口、地獄への入口となるからである。
 不安の解消、見えない未来への怖れ、それらの正しい解決は、日蓮大聖人の、「利根と通力とにはよるべからず」(御書二三三ページ)との教え通りに正しい信心修行をして善因を積む以外の方途はない。

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  • ヒゲナガコメツキ 2021年5月7日
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和歌山県田辺市の在住、日蓮正宗法華講員です。
宝相寺支部所属。宝相寺は日蓮正宗総本山大石寺の末寺です。人生の悩みなど正しい仏法で乗り越えていきましょう。
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