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勤行とは

法華講員の心得

勤行とは

勤行とは、仏前において読経唱題することをいいます。
本宗の勤行は、御本尊に向かって、法華経の『方便品』と『寿量品』を読誦し、「南無妙法蓮華経」の題目を唱えます。朝は五座、夕は三座を行います。(勤行の仕方は111頁を参照)
唱題は、功徳の源となる根本の修行ですから「正行」といい、方便品と寿気品を読誦することは、題目の意義と功徳を助けあらわすものですから「助行」といいます。

勤行・唱題の意義

勤行は、私たちにとって信心の基盤となる修行です。
第二十六世日寛上人は、
「この御本尊には広大深遠の不思議な力がそなわっている。したがって、この御本尊に向かって南無妙法蓮華経と唱えるならば、祈りを成就し、過去の罪を消し去り、福徳を積み、真理を我が身にあらわすことができる」(意訳・観心本尊抄文段)と仰せです。
心の目的である成仏という最高の境界は、御本尊を深く信ずる心と、御本尊に向かって勤行・唱題を実践することによって築かれます。
朝夕の勤行は、幸福な人生を確立し、希望に満ちた未来を切り開いていく源泉となるものですから、毎日欠かさず行いましょう。

勤行の心がまえ

朝の勤行は、妙法の功徳にがした有意義な一日を過ごすことができるよう念じて行います。夕方の勤行は、御本尊の加護により一日を終えたことへの感謝の心をもって行います。勤行は、信仰するうえで重要な修行ですから、姿勢を正し、敬虔な気持ちで臨みましょう。
勤行の際には、数珠を手にかけ、経本を見て一字一句正確に読みます。また、自分勝手なアクセントをつけて読経・唱題したり、むやみに数珠を揉んだりしないように気をつけましょう。
唱題は、胸の前で自然な形で合掌し、できるだけ御本尊の「妙」の文字を拝して行います。勤行の時の唱題は、回数や時間にきまりはありませんが、心ゆくまで行いたいものです。
また、勤行の時以外に、折伏や諸願の成就などの目標を持って「唱題行」を行うこともあります。
日寛上人は、唱題を重ねる意義について、
「一遍二遍、南無妙法蓮華経と唱えるだけでは、仏になるようには思えないだろうが、一滴の水が集まって海となり、一歩一歩の積み重ねが千里の道を行くように、日々の唱題の積み重ねが大切である」(意訳・寿量品談義)
と仰せです。
私たちは、常に唱題を心がけていきましょう。正しい勤行の仕方を身につけるためには、寺院の勤行に参加したり、同信の人といっしょに行うとよいでしょう。

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