法華講の目的と機構
日蓮正宗法華講は、総本山と末寺を外護し講員が
互いに信行を深め、日蓮大聖大の教えを広宣流布していくためいに日蓮正宗の
なかに定められた信徒の組織です。
このことは、日蓮正宗宗制(第五十八条)に、
「本門戒壇の本尊を護持し、この宗の檀徒及び信徒相互の信行増進及び
大法広布を図るため、この法人に日蓮正宗法華講を置く」
と記されています。
また、日蓮正宗の宗規(第百五十七条)には、
日蓮正宗法華講は、本宗の寺院及び教会の檀徒及び信徒を総括したものをいう。
2、法華講は、総本山内に本部を置き、各寺院及び教会に支部を置く」と記されています。
法華講本部の組織としては、信徒の中より、総講頭・大講頭が選ばれます。
このように法華講は、日蓮正宗のなかにある信徒組織ですから、けっして総本山や末寺から離れて存在するものではありません。
支部組織について
法華講の支部は、それぞれの寺院・教会を基盤として成り立っています。
法華講員はすべて寺院・教会に所属し、住職・主管(指導教師)の指導のもと信心に励んでいきます。
各支部の組織には、指導教師の承認を得て宗務院から認証された役員として、講頭・副講頭・幹事・会計がいます。さらに、組織を運営していく
うえで、各部の役員や、講員間の連携をはかる役員がいます・
それぞれの役員は、指導教師の適切な指導のもと、正法広布と支部組織
の発展のために尽力しています。
法華講連合会について
法華講連合会は、全国の法華講支部の連合体組織です。この法華講連合会は、
一、総本山および末寺を厳護する
二、日蓮正宗の教義を護持弘宣して、広宣流布達成に資する
三、法華講支部の発展をはかる
四、各支部講員の信仰増進に寄与する
ことを目的としています。
この連合会は、各地方ごとに地方部が組織され、各支部から選出された
理事や幹事によって運営されています。