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大佳節の年を勝利で御報恩

光明

 令和三年、宗祖日蓮大聖人御聖誕800年、大佳節の年も第一四半期を終え、立宗会の四月を迎えました。
 新型コロナウイルス変異株の拡大で、世界的に混沌とした様相を呈しております。
 御法主日如上人猊下におかれては、四月度広布唱題会の砌、『立正安国論』をはじめとする御金言を挙げられ、
「コロナ感染症によって世の中が然としている今こそ、私どもは、異体同心して、決然として破邪顕正の折伏を行じていかなければなりません」
と御指南あそばされました。
 我らはこの御指南を体し、断固として支部の総力を以て、宗祖日蓮大聖人『立宗会』のこの四月より、本年の折伏
誓願達成へ向けて、師子奮迅の力をもち折伏を実践することこそ肝要でありましょう。
 すなわち『異体同心事」の、
「異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば事叶ふ事なし」(1389ページ)
の御金言のもと、御法主上人の御指南を講中に伝える指導教師・講頭・役員・講員の縦の組織と、壮年・婦人・青年の横の組織が、異体同心して固く団結、報告、連絡、相談を密にして、協力し応援し合い、支部一丸となって折伏戦を展開することが、勝利の必須要件であります。
 大佳節の本年を千載一遇の御報恩の好機と捉え、「今せずに何時する」との一念を奮い起こし、本年の支部誓願達成に向けて、全支部全講員が「一人が一人の折伏」に立ち上がりましょう。
 そのためには、折伏対象縁故者のリストを作成し、真剣な唱題の功徳と歓喜を以て折伏を実践することです。 さら
に、日蓮正宗の謗法厳誠、謗法払いをお教えし、御授戒後は、勤行・唱題の実践、総本山へのご登山、御報恩御講への参詣と折伏など、強力な育成推進が肝要です。
 まさに「南無妙法蓮華経は精進行なり」「浅きを去って深きに就くは丈夫の心なり」と、騎虎の勢いで前進いたし
ましょう。   (慧聰)

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和歌山県田辺市の在住、日蓮正宗法華講員です。
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