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62依正不二

教学ノート
大白法 令和2年7月16日付

 依正不二とは、「正報」と「依報」が一体不二の関係にあることをいいます。「身土不二」もまた同じ意味です。
 まず、正報とは私たち衆生(人々)のことです。私たちの現在の身や心は、正しく過去の行いの報い・結果として表われたものであるという意味から、正報と呼ばれます。
 依報とは、正報である私たちが依り所とする場所という意味で、環境世界、つまり、私たちの周囲の国土や世界をいいます。
 この正報と依報が互いに離れたものではなく、仏様の悟りのもとに、一体のものとして関係・影響し合っていることを「依正不二」というのです。
 この関係性について、日蓮大聖人様は『瑞相御書』に、
「夫十方は依報なり、衆生は正報なり。依報は影のごとし、正報は体のごとし。身なくば影なし、正報なくば依報なし」(御書 918㌻)
と、正報と依報の密接な関係について、身近な、体とそこに寄り添う影を例えに挙げて説明されています。
 一方で『諸経と法華経と難易の事』という御書には、
「仏法やうやく顛倒(逆さまになる、間違った状態になること)しければ世間も又濁乱せり。仏法は体のごとし、世間はかげのごとし。体曲がれば影なゝめなり」(同1469㌻)
と仰せです。
 私たちが邪義邪宗の誤った教えを信仰するならば、体が曲がるので、影である周囲の環境も曲がって、あるべき姿ではなくなってしまう。その結果、大地震や疫病などの災難・災害が起きて、世界が混乱に陥ってしまうという御指摘です。
 これを解決するには、正報である私たち一人ひとりが正しい仏法である、日蓮正宗の教えを信受する以外にありません。全世界の人々が正法を受持すれば、依正不二の原理のもと、世界は安穏で平和な国土となります。
 だからこそ私たちは、今こそこの依正不二を深く理解し、一歩ずつ折伏の歩みを進めていくのです。

★ポイント
 御法主日如上人猊下は、新型コロナウイルス感染症をはじめとする人心・国土の乱れを正すために、依正不二の原理に触れて次のように御指南されています。
「『立正安国論』の正意に照らせば、正報たる我ら衆生が一切の謗法を捨てて、実乗の一善たる三大秘法の随一、本門の本尊に帰依すれば、その不可思議広大無辺なる妙法の力用によって、我ら衆生の一人ひとりの生命が浄化され、それが個から全体へ、衆生世間に及び、社会を浄化し、やがて依報たる国土世間をも変革し、仏国土と化していくのであります。(中略)この原理を体して、真の世界平和と仏国土実現のため、挺身していくのが我ら本宗僧俗の大事な使命であります」(大白法1025号)

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和歌山県田辺市の在住、日蓮正宗法華講員です。
宝相寺支部所属。宝相寺は日蓮正宗総本山大石寺の末寺です。人生の悩みなど正しい仏法で乗り越えていきましょう。
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