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43法統相続

教学ノート
大白法 平成30年7月16日付

 法統相続とは、日蓮正宗の信仰を親から子へ、子から孫へと代々正しく受け継がせていくことを言います。
 日蓮大聖人様は『寂日房御書』に、
「父母となり、その子供となることも、必ず過去世に積み重ねた深い因縁による(趣意)」(御書1393㌻)
と仰せられています。
 私たちは、過去世からの深い因縁によって、親子となり、家族となります。この深い繋がりがあることを知って、ご両親に感謝し、信心修行に励むことで、報恩を尽くす孝養の人となることが大切です。
 御法主日如上人猊下は、法統相続について、
「何よりも、この御本尊をしっかりと信じていく。朝夕の勤行を一緒にして、一緒に親子が題目を唱え、そしてお寺に通い、少年部の活動等に参加させて、しっかりやっていくと、自然にいわゆる菩提の心、仏道を求める心、幸せを求める心、悟りを求める心が生まれてくるのです」(大白法721号)
と御指南されています。幸福な人生を歩むためには、家族みんなで正しい信仰を実践し、最高の財を積むことが重要です。
 そして、大聖人様の仏法を自らが継ぐばかりでなく、いくことにより、先祖代々からの福徳もさらに勝って、一家の繁栄を受け継ぐことができます。
総本山第九世日有上人様は、『化儀抄』に、
「謗法の妻や子供や眷属が邪宗の信者であったり未入信の者であるならば、継続して教化しなさい(中略)折伏しなければ、与同罪となることは明らかである(趣意)」(日蓮正宗聖典 982㌻)
と仰せのように、未入信の家族を折伏しないのは謗法与同の罪になるとまで厳しく御指南されております。
 さらに大聖人様が『高橋入道殿御返事』に、
「仏が滅した後の一切衆生はすべて我が子であり、いずれも平等に不憫に思っている(趣意)」(御書 887㌻)
と仰せられ、一切衆生すべてを我が子とされたように、私たちは、自分の子供だけでなく、親類や縁ある方々にも法を伝え弘めていくことが大切なのです。
 平成33年の御命題、さらには広宣流布に向かって、朝タの勤行を基本とした日々の信行に進んで取り組み、周りの模範となれるよう精進してまいりましょう。

★ポイント
御法主日如上人猊下は、
「私のお父さんは、私のおじいさんは、私のひいおじいさんは本当に宗門のために、また広宣流布のために尽くしてきたから、私は少しぐらい怠けていてもいいだろうと、思っている人はいないと思うけれども、いたとするならば間違いであります。自分が生まれてきたら、今度は自分の人生なのですから、しっかりと自行化他の題目を唱えていくことが大事であります」(大白法709号)
と御指南あそばされています。

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