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「大行会」について

信心のしおり

「大行会」について
皆さんこんにちは 新学期が始まり それぞれが新たな環境でスタートを切ったと思います ことわざに、「春風の中に座するが如し」 という言葉があります。これは 春風が動植物などのあらゆる生命を成長させるように、よき師の温かい指導によって勉強や修行が助けられるという意味です。 皆さんも学校では先生のお話しを、またお寺ではご住職様のお話しを真剣に聞きましょう。

さて毎年5月 1日は、御法主上人猊下の大導師のもと総本山大石寺客殿において 「大行会」が奉修されています。 今月は、この「大行会」についてお話したいと思います。

「大行会」とは

大行会の「大行」とは、 大聖人様、 日興上人様の時代に活躍された信徒、 南条時光殿のことをいい、 正確には「 南条七郎次郎 平時光殿」 と言います。

南条時光殿は、富士山のふもとにある大石ヶ原を御供養され、 日興上人と共に総本山大石寺の基礎を築かれました。 さらには、大聖人様の教えを弘めるために、大変力を尽くされれました。過去帳の一日の欄に「大行尊霊」と記されていることからも、その徳を拝することができます。「大行会」は、この大きな功績を未来に伝えるために、南条時光殿の祥月命日である5月1日に、総本山大石寺でおこなわれる追善法要です。

日興上人様との縁と熱原法難

南条時光殿は大聖人様が文永11年(1274)年に身延へ入山されたと聞いて、 たくさんの御供養を届けられました。 どんなに困難な状況にあっても 一生懸命に御供養を常に続けられました。

翌年の建治元年(1275)年正月に、日興上人は、大聖人様の命により時光殿の父君・故兵衛七郎殿の墓参りをされました。 これを契機として時光殿は、日興上人と深い縁で結ばれました。

それから時光殿は、 日興上人の指揮のもと自らの所領をとして大聖人様の教えを弘め、 多くの人々を折伏しました。 この勢いは止まらず 熱原にある天台宗の滝泉寺にも教化が及び、日秀や日弁という僧侶や、地域の人々も次々と改宗しました。

このような正法流布を怨嫉した、滝泉寺住職院主代理の行智や誤った教えを信仰する人々は権力者の力を借りて迫害を加え、熱原法難がおこりました。 この法難で時光殿は、大聖人様、日興上人様の御指南を受けながら熱原の信徒を 励まし団結させました。

また身に危険が迫った信徒をかくまうなど、命をかけて謗法のものと闘いました。

大聖人様は、

「 これは熱原の事のありがたさに申すご返事なり」(御書1428)

と時光殿の働きに感動され「上野賢人」という名を送りました。

当時の時光殿は 21才 ですから 若くして信心強盛に活躍されていたことが判ると思います。

大聖人の滅後

弘安5(1282)年10月13日大聖人様が御入滅され、日興上人様が法を受け継がれ、門下を統率されるお立場になりました。時光殿のは大聖人様にされたのと同じように 日興上人様に御奉公され、御供養のまことを尽くさました。

それから7年後、正応2(1289)年、身延の地頭の波木井実長が謗法を犯すようになってしまった為、日興上人様は身延を離れることになりました。 時光殿は、日興上人様を自宅の下屋敷( 現在の下の坊)にお迎え申し上げ、さらに「富士山に戒壇を建立せよ」との大聖人様の御遺命の実現のため、 大石ヶ原という広大な土地を御供養されました。

晩年の時光殿は、左衛門尉という位に任ぜられ、仏道修行の上では入道して大行と名乗り、たくさんの子供にめぐまれ、幸せな日々を送りました。

そして元弘2(1332)年 5月 1日、時光殿は安らかに74才の生涯を終えました。

南条時光殿は、 幼い時から ご両親の強盛な信心を見て育ち、また大聖人様 と日興上人様の御指南をいただき、若くして私たちの模範とすべき素晴らしい信徒となりました。常に命がけで大聖人様の教えを弘められ、 さらに総本山大石寺の土地をはじめとする、 たくさんの尊い御供養をされるなど 日蓮正宗の発展に尽くされました。

私たちは、南条時光殿のように、御本尊様への絶対の確信と、御法主上人猊下の御指南を真摯に受け止め、また御住職の指導のもとに精進することが大切です。まずは毎日の勤行・唱題をしっかりと行い、お寺や大石寺に参詣して信心を磨き、 一人一人が南条時光殿のようなりっぱな信徒なれるように、頑張って参りましょう。

日蓮正宗宝相寺支部
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