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御報恩御講に参詣しよう

信心のしおり

御報恩御講に参詣しよう

皆さんは、毎月の御報恩御講に家族揃って参詣していますか。今回は御講の意義についてお話します。

御報恩御講奉修の意義

全国の寺院では、毎月第二日曜日に宗祖日蓮大聖人様に対する御報恩御講が行われています。日蓮正宗の僧俗にとって最も大切な行事の一つです。

まず「御講」とは、寺院に信徒が参詣し、御本尊様に読経・唱題して、御住職から法話を頂戴することをいいます。

「報恩」とは、『開目抄』に、

「仏様の弟子檀那は、必ず四恩を知って知恩報恩をしていきなさい(趣意)」(御書 五三〇?)

とあります。知恩報恩は、「恩を知り、恩を報じる」と読みます。

御本仏日蓮大聖人様の弟子檀那である私たちは、四恩(父母・衆生・国主・三宝の恩)を知って、その御恩を報じていくことが大切なのです。しかし、世間には、このことを知らず「自分の実力で成功した」、「誰の力も借りないで生活している」などという考えを持つ人が多くいます。これは、恩知らずも甚だしいというものです。

何事も努力することは大切ですが、自分の努力だけで生活できるでしょうか。日頃から、皆さんは両親の支えが必要ですし、学校では多くの先生方にいろいろなことを教わり、お世話になっています。これらの御恩を忘れず心に留め(知恩)、その御恩に報いる=真心からお返し申し上げること(報恩)がとても大事なのです。

特に、一番大切な信心において知恩報恩はとても大事なことです。皆さんは御法主上人猊下の御指南、御住職の御指導をいただき、正しい信仰を教わり行じています。『四恩抄』には、

「仏法僧の三宝の恩を戴いて生活を

しているのに、その恩を報じない人が、どうして仏道を学んでいるといえましょう(趣意)」(同 二六人?)

と仰せです。正しい信仰を持つ私たちにとっては、四恩の中でも特に「三宝の恩」を報じることが大切です。「三宝」とは仏宝・法宝・僧宝をいい、仏宝は日蓮大聖人様、法宝は南無妙法蓮華経の大法のことで本門戒壇の大御本尊様、僧宝は日興上人様をはじめ御歴代の御法主上人猊下です。

さらに総本山第二十六世日寛上人は、『当流行事抄』に、

「もしこの三宝の御力がなければ、どうして罪障の深い私たちが即身成仏することができるのでしょうか(趣意)」(六巻抄一九四?)

と御指南されています。

私たちは毎日、御本尊様から功徳を戴き、充実した生活をしているのですから、大聖人様に御報恩申し上げることは当然のことです。毎月、御報恩御講に参詣して大聖人様に感謝の気持ちを申し上げましょう。

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