大御本尊への信仰を捨てた創価学会をただす―矛盾のスパイラルにおちいった創価学会
原田会長は、
「宗門のいう法主の血脈なるものも断絶しました」 (本書139頁参照)
と、勝手に決めっけています。
かつて池田大作は、(第六十七世日顕上人の血脈に疑義を呈して宗門から擯斥された自称正信会の輩)を、次のように非難していました。
「現代においては、いかなる理由があれ、御本仏日蓮大聖人の『遣使還告』であられる血脈付法の御法主日顕上人猊下を非難することは、これらの徒と同じであるといわなければならない。批判する者は、正法正義の日蓮正宗に対する異流であり、反逆者であるからである」 (広布と人生を語る一―二三〇頁)
このように、池田大作は、昭和五十四(一九七九)年七月に日顕上人が登座されてから平成二年までの十一年間、日顕上人に信伏随従していました。
しかし、平成二年に至り、池田大作による慢心スピーチに端を発した創価学会問題が起こり、創価学会は宗門攻撃を繰り返し、再三にわたる訓誡にも反省することがなかったため、宗門はやむなく創価学会を破門に処しました。
創価学会は、そのことを逆恨みし、報復手段として、ついに日顕上人の血脈相承の否定を大々的に喧伝し始めたのです。
これらの経緯を見ても、創価学会が主張する本宗の血脈断絶という誹謗は、単なる言いがかりであり、感情論に過ぎないことが明らかです。
いかに創価学会が誹謗中傷を加えようとも、日蓮正宗は、宗祖大聖人以来の血脈を受けられた御法主上人の御指南のもと、本門戒壇の大御本尊を信仰の根本として、七百年来の仏法を清浄に伝えて今に至っています。
常識的に見ても、無節操な池田大作を「永遠の指導者」と崇め、時々の都合によって変節を繰り返す創価学会が正しいのか、あるいは七百有余年にわたって宗祖大聖人の教えを伝持し弘通している宗門が正しいのか、答えはおのずと明らかではありませんか。
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