墓について

 
所作仏事(本宗化儀の理解のために)
○墓の信仰上の意味=法華経神力品に、
   「当知是処 即是道場」
    (当に知るべし 是の処は即ち是れ道場なり)
 とあります。つまり法華経の行者の修行するところどこにあっても道場であるとの意味で、妙法の信者が死して葬られた墓所も、そこが即身成仏の道場、南無妙法蓮華経の修行の場となるのです。
 ゆえに、正宗信徒の墓石には、必ず題目を刻むことになっております。
○墓相の迷信=世間に墓相といって、向き・形状・造り形・造る時期等々、様々な迷信を言う人がいますが、上記の意義からして、墓石題目を刻んだ墓であれば、そのような事は一切気にする必要がないのは、いうまでもありません。  
○墓に題目を刻む意義=先ず死者の当体即妙法蓮華経の五大である意味が考えられます。
更にそこに埋葬された人、また墓を建立した人が、妙法の信者であることを知らしめるのは勿論、子孫の代になっても先祖の信仰を知り、他の教えによって追善供養を修するを防ぐことにもなります。
○墓石題目の建立=竿石(長方形の石)に題目を刻んで台石に乗せます。五輪塔の題目を希望される方もありますが、これは個人墓に限ります。(一部地域で行われている供養塔などは、あえて建てる必要はありません。)
○墓石題目の染筆=必ず寺院に願い出て下さい。自分で勝手に,お題目を書いたり、石材業者に任せてしまってはなりません。
 まず題目を刻む石の大きさを決め、図引紙(トレッシングペーパー)・模造紙等をその大きさに2~3枚切って、寺院に染筆を願い出ます。寺院より染筆題目が下附されたらそれを石材店に持参して、竿石に刻んでもらいます。(染筆題目は、使用後寺院に返納して下さい。)
○墓石題目の取付け=題目より上には、家紋や○○家の墓などの文字が一切こないように気をつけます。(墓の屋根の上でもいけません。)正宗の鶴丸を使ってはいけません。
○墓誌=墓石題目とは別に、その墓に埋葬されている故人達の、戒名・俗名・死亡年月日・享年を並べ記した石板を墓の傍に建てたり、はめ込む場合もあります。この場合でも墓石題目が中心となるよう、気をつけます。なお、墓誌等には「妙法」(題目)を刻んではいけません。
○開眼供養=墓石題目が完成したなら、必ず僧侶の導師を仰ぎ、開眼供養を修します。(開眼供養とは、刻まれた題目に魂を入れることです。)またこの時、遺骨がある場合には埋葬(納骨)も
一緒に行います。
○墓参の心得=当宗では、墓参をする折には、先に御本尊様の御前で追善供養をするのが本義で、ただ墓参だけを行うという事は好ましくありません。即ち師弟相対の義により、あくまでも御本尊様の仏力・法力によって、墓参の功徳も先祖精霊に回向されるからです。よって、事前に寺院に参詣して、御本尊様の御前で塔婆供養をして後、その塔婆を持って墓所に向かいます。
○墓所に塔婆を建立する事=前掲神力品「当知是処 即是道場」の文の前に、「皆応に塔を起てて供養すべし」とあるところに、意義を求められます。塔婆はお経文の「塔」に通じるからです。
 また墓地は当宗の信者のみならず様々な人が訪れる所ですから、当宗の塔婆を目に触れさせることによって、建立願主の志しを広く知らせめ、仏縁を結び功徳を得させることになることが、『中興入道御消息』(御書1434頁)に説かれています。
 これらの意義をもって、当宗では墓参の折には必ず塔婆を建立することになっています。開眼供養の場合も同じです。
○三師塔での墓参=総本山の墓地を始め、全国にある日蓮正宗の寺院墓地には、おおかた三師塔が建立されています。三師塔とは、宗祖大聖人・二祖日興上人・三祖日目上人の墓所を表す五輪塔のことです。
 そのような墓地での墓参は、まず三師塔へ参った後、自分の有縁の墓所へ参るべき事を、師弟相対の上から『化儀抄』(37条)等に説かれています。
 また三師塔の前では座るか膝を折って身を低くして拝し、有縁の墓所では立ったままお参りをします。即ち三師は師(仏界)であり、有縁の精霊は弟子(九界)であるからです。
○墓所での回向=方便品・自我偈・題目、または自我偈・題目とします。
○焼香=墓所での焼香は、火のついた線香を一本づつ全員に配っておき、読経唱題中導師、親族、その他の人の順で前に出て、香炉に供えます。
○塔婆立ての設置=墓参に塔婆を立てる意義は前述の通りですが、なるべく墓の後ろに塔婆立てを作り、風で倒れて見苦しくならないようにしましょう。
(塔婆は一年間程度はそのまま立ておき、古くなってから焼却します)

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  • Re: はじめまして 2022年7月4日
    はじめまして、管理人以外の初投稿です。 よろしくお願いします(^^♪

管理人

和歌山県田辺市の在住、日蓮正宗法華講員です。
宝相寺支部所属。宝相寺は日蓮正宗総本山大石寺の末寺です。人生の悩みなど正しい仏法で乗り越えていきましょう。
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