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立正安国の精神はどこへー日蓮宗

諸宗教破折
日蓮大聖人は『立正安国論』に
「辛 きを蓼葉に習ひ臭きを溷厠に忘る」(御書二四二ページ)
と御教示されている。
 まさに、長く誤った教えに染まることで、仏法の正邪に迷乱し、邪が邪であることが判らなくなってしまった日蓮宗の姿が思い起こされる。
 節操のない日蓮宗の体質。 その象徴的な事例として、「日蓮聖人門下連合会」「全日本仏教会」に参画しての行を挙げることができよう。
念仏のお出迎えも嬉しい?
 日蓮宗は、日蓮聖人門下連合会(門下連合会) に加盟している。
 これには、日蓮宗を含め門下の十宗一団体が加盟していて、具体的な活動内容には次のようなものがあった。
 「門下連合会 西安草堂寺結集」
 中国西安の草堂寺は、鳩摩羅什が法華経をはじめ様々な経典を漢訳した地として歴史的にはたいへん
意義のある場所とされている。
 日蓮宗は、いつの頃からこの地に目をつけて自分たちの祖庭(仏教の祖先が教えを説いた場所)と定めた。
 そして今和元年には、門下連合会所属の他門下と共に草堂寺を訪れ、鳩摩羅什への報恩法要を行った。
 この門下連合会ご一行。あろうことか、「阿弥陀仏」の称名が盛大に響きわたる中を、草堂寺へ迎え入れられたのである。 この正邪をわきまえぬ所業こそ、大聖人の意に背く師敵対の大謗法と言える。
 これは「日蓮聖人御降誕八百年慶讃記念」の行事だという。
今度は阿弥陀仏をお出迎え?
 他にも日蓮宗が加盟している団体として全日本仏教会があり、こちらは高野山真言宗や浄土宗、浄土真宗本願寺派など、合計百六もの宗教団体が加盟する組織である。
 昨年(令和四年)十月、その大会が身延山久遠寺を会場として行われた。
 その日程には「大会記念法要」として、宗教的な儀式も組み込まれていた。
 身延山久遠寺は、大聖人の門下を名乗る日蓮宗の本山である。それが、真言や念仏の人たちを招いて、一体、何を目的として、どのような法要をするのかと思えば、驚いたことに法要の導師を務めたのは浄土真宗本願寺派の僧侶。
 日蓮宗の僧たちは、とて自分たちの力では、種々の祈りが叶わないことに気付いたのか。
 大会記念の法要は、当然ながら「南無阿弥陀仏」を称えることから始まり、「無量寿経」(浄土真宗の
依経の読経や「他力回向」と進んだ。
 身延山久遠寺は、法華経「捨閉閣抛」(浄土三部経以外の一切の教法を捨てよ、閉じよ、閣け、抛てという、法然の『選択本願念仏集』で説かれる教え)・「千中無一」と誹謗する仏の寺院となったのかと思
えるほどの光景であった。
立正安国の精神はどこへ
 大聖人は悪法の重科によって苦しむ人々を救うために、世の混迷の原因がすべて謗法にあることを示されて、身命を賭して誤った信仰を破折し、正法による安穏なる国土の実現のために布教された。
 特に『立正安国論』では、当時発行していた『選択集』を中心に、広く諸宗を破折され、
「愚かなるかな各 悪教の綱に懸かりて 鎮に謗教の網に纏はる(中略)汝早く信仰の寸心を改めて
速やかに実の一善に帰せよ」(御書 二五〇ページ)
と破邪顕正の精神を脱かれて、法華経への帰依を示されている。
 ここに仰せの「実乗の一善」とは、文上の法華経ではなく、 文底独一本門の妙法蓮華経のことであ
り、三大秘法の随一たる本門戒壇の大御本尊のことある。
 様々な災禍や不幸によ苦しむ人々を眼前にし、聖人の清浄な仏法を忘れ去った日蓮宗には、為すべきことは何一つない。
 やみくもに邪教を弘める日蓮宗のせいで、本来ならば救済が叶う大聖人のからどんどん離れてしまった人々を、一刻も早正宗寺院にお連れするのが、我々の使命である。
(大白法令和5年1月16日号より転載)


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