四十、題目弘通の根本

日顕上人猊下御指南

我らが唱題を行う根本として、大聖人の万古不滅の御金言が存する。すなわち『撰時抄』に
「南無妙法蓮華経と一切衆生にすすめたる人一人もなし、この徳はたれか一天に眼をあわせ、四海に肩をならぶべきや」(御書八四五ページ)
との仰せである。大聖人が、法華経に予証されたあらゆる大難を受けつつも、不退に題目を弘通あそばされたから、我々が今日、題目を唱えることができるのであり、また、この唱題によつてのみ、即身成仏の大果を得られるのである。その最初に南無妙法蓮華経を唱えよと、一切衆生に勧められたのは、ただ日蓮大聖人御一人におわします。
故にこの絶大の徳は、世界中において対等に眼を合わせる者はなく、また肩を並ベる者がないのである。この大功徳を、我らは仰ぎ拝し、絶対の確信を持って唱題・折伏をすべきである