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日蓮正宗のルールを破る罪を知れ

創価学会

2020/05/01 大白法
 ルール、法には段階がある。まずは家族、友人との約束や決め事。それから町
や集落の決まり。さらに国の法律や国際法。ここまでは相手があり、共益のため。
 さらに、天体の運行などの法則もある。これらと違い仏法は、絶対的ですべてを含大する。そして法は守るもの。破れば当然、因果によって罰せられる。

 非法の衆と化した学会

 日蓮大聖人の仏法においては、出世の本懐たる本門戒壇の大御本尊を信仰の根
幹とし、大聖人以来の血脈を承継される御法主上人猊下の御指南に基づいて自行化他に邁進することに尽きる。これは、時代の趨勢がどう変わろうと万古不易の鉄則である。創価学会はこれを破った。まさに大聖人の訓誠、
 「背く在家出家共の輩は非法の衆たるべきなり」
 (御書1675頁)
の「非法の衆」そのものだ。
 例えば、自らが定めた以前の会則では、
  「この会は、日蓮正宗の教義に基づき、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、日蓮正宗総本山大石寺に安置せられている弘安二年十月十二日の本門戒壇の大御本尊を根本とする」
と明記し、本宗外護を目的とする団体であることを内外に誇示していた。
 ところが今はどうだ。信仰の根幹である御本尊に関する血脈相伝の深義を無視
して、勝手に『ニセ本尊』を作製・頒布する。僧宝たる御法主上人猊下を誹誘中
傷するなど、本宗の化儀信条をことごとく破壊し、挙げ句に、大御本尊への信仰
を放棄した。
大御本尊と血脈法水への尊信は、大聖人が定められたルールで、どのような
理由があろうと遵守すべき、信仰者の生命線なのだ。
それを学会は、破門されるや手前勝手に作り変えた。ルール無用の邪教団、池
田教”誕生である。

変貌の本質

今を遡ること約三十年前に学会は破門された。彼らは「魂の独立」などと、ま
るで正しいことをしたかのように繕っている。
宗門は、七百数十年、大聖人の定められた根本をどこまでも正しく守り抜いて
きた。
 一方、池田大作は宗門を外護する信徒団体の最高責任者でありながら己の慢心
と不信心により仏法のルールを平然と破り、ついに信徒除名処分に付された。
 その大作の非行を正当化するため、この三十年来、創価学会は本尊・教義・規
則などを、なりふりかまわず改変してきた。最優先なのが仏法のルールに随順す
ることではなく、大作を守ることにあったからだ。
 大作は、自分の心を仏法に任せることができず、自分の心に任せて仏法を利用
した。この我こそが仏法の主体者と思い上がる大増上慢が、学会変貌の本質だ。
 どこまでも大聖人の仏法が「主」であり、我々はあくまでも「従」の立場であ
ることを銘記すべきである。
 実は、大作の慢心は破門前後から顕著になったのではない。

大作こそが元凶

一例を挙げれば、昭和四十九年の「北条文書」などには、宗門を支配し、ある
いは独立するという謀略が記されている。長年にわたり「学会が主、宗門が従」
「大作が主、仏法が従」という不遜極まる考えを持っていたのだ。
 幸いにも、総本山第六十六世日達上人並びに第六十七世目顕上人の度重なる御
教導により、大作はその野望を果たせなかった。
 そして、自身の慢心に端を発する、五十二年路線と言われる教義逸脱問題の責
任を取って宗門に謝罪し、会長職を辞任した。
 しかし、鬱積した大作の怨念と傲慢は、平成の代に顕在化し、破門の今日へと
繋がるのである。
 特に若い学会員たちは、これら一連の歴史事実を知らない。教学試験テキスト
などでも改竄された歴史を教えられ、自分たちは正しい、被害者だと刷り込まれ
ているが、それは大間違いだ。学会破門の元凶は、ひとえに大聖人の仏法を私す
る大作の大慢心と、不信謗法に存するのである。
 謗法充満によって世情が騒然とする今こそ、私たち法華講は学会員に救済の手
を差し伸べていこう。
(大白法 令和2年5月1日)

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