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Q2.「会則改変の主な内容は何か」
Q&A 創価学会員の言い分に答える
A.今回の会則改変の主な点は、
① 「弘安二年の御本尊(本門戒壇の大御本尊)は受持の対象にしない」
② 「御本尊は今後、創価学会が認定する」
ということです。

Q&A 創価学会員の言い分に答える
Q&A 目 次
nnnn一、創価学会の会則改変について
nnnn Q1.「会則を改変したことは知らない」
Q2.「会則改変の主な内容は何か」
Q3.「会則の変更は、学会の執行部がやったことで、名誉会長は関与していない」
Q4.「学会と宗門は別の教団だ。とやかく言われる筋合いはない」
Q5.「会則改変は、創価学会の発迹顕本だ」
二、本門戒壇の大御本尊について
Q6.「弘安二年の大御本尊とは何か」
Q7.「大御本尊と家庭の御本尊は同じだ」
Q8.「大御本尊は大謗法の地にあるから、受持の対象としない」
Q9.「学会は大御本尊を否定していない」
Q10.「学会が大御本尊への信仰を捨てるはずがない」
Q11.「御書には、大御本尊について何も書かれていないではないか」
《創価学会員に問いただそう》
Q12.「御書には、大御本尊と他の本尊の違いは書かれていないではないか」
Q13.「御書だけで議論しようではないか」
Q14.「学会が大御本尊を拝めなくなったのは宗門が破門したからだ」
Q15.「三大秘法とは何か」
《創価学会員に問いただそう》
Q16.「広宣流布とは何か」
Q17.「御本尊の書写とは何か」
三、創価学会の活動方針について
Q18.「学会活動の基本は、これまでと何ら変わらない」
Q19.「世界広布新時代なので、過去の指導は関係ない」
Q20.「学会は『広宣流布を推進する仏意仏勅の教団』なので、御本尊を認定できる」
Q21.「大誓堂安置の創価学会常住本尊とは、どういう御本尊か」
《創価学会員に問いただそう》
四、創価学会の信仰と功徳について
Q22.「大御本尊から離れても功徳を受けてきた」
Q23.「大石寺に行かなくても、心で大御本尊を信じているからよい」
Q24. 「御本尊は我々の胸中の肉団にあるから、大御本尊を拝まなくてもよい」
Q25.「学会は御書根本だから、歴代法主や歴代会長の言葉はどうでもよい」
Q26. 「学会は選挙に勝利し、繁栄しているから正しい」
Q27. 「我が家の御本尊は、お寺から下付された第二十六世日寛上人の御本尊だ」
Q28.「我が家の御本尊は、第六十六世日達上人の御本尊だ」
Q29.「我が家の御本尊は、学会から受けた日寛上人の御本尊だ」
五、池田名誉会長について
Q30. 「御本尊の功徳を教わった池田名誉会長について行く」
Q31.「池田名誉会長に間違いはない」
広宣流布に向かって大前進する日蓮正宗
大御本尊への信仰を捨てた創価学会をただす―矛盾のスパイラルにおちいった創価学会
創価学会を破門したあとも、日蓮正宗は御法主上人の御指南を根本に、僧俗一致して広宣流布に向かって大前進しています。
第六十七世日顕上人は、平成十年に総本山の客殿を新築し、平成十四年には、宗旨建立七百五十年を記念した法華講三十万総登山を成し遂げるとともに、本門戒壇の大御本尊を御安置する奉安堂を建立されました。
その折、日顕上人は、
「完全な邪教と化した団体が中心となって建設した建物に、平成三年の破門以降においても限りなく本門戒壇の大御本尊を御安置申し上げておくことは、畢竟、正法護持と弘通の精神に背くことであり、故に平成十年、奉安殿に御遷座申し上げました(中略)すなわち解体の処置は、邪義を破すとともに、仏法の正義を守るためであり、これが平成十年に断固として正本堂を解体した理由であります」 (大日蓮・平成一四年一一月号五一頁)
と仰せられ、池田大作が発願主となって建立された正本堂を解体した理由を明解に指南されました。
海外においては、平成五年にスペインに新寺院が建立され、平成八年にはロサンゼルス寺院が移転されて、日顕上人が落慶法要の御親修を勤められました。
平成十年には、アフリカ初の正宗寺院がガーナに建立されました。
また台湾、フランス、ブラジル、インドネシアにも寺院が建立され、日顕上人が落慶法要を奉修されたのです。
さらには、スペイン、香港、台湾、アルゼンチン、ブラジル、マレーシア、シンガポール、フィリピン、パナマ、韓国に布教所や事務所・出張所が開設され、海外布教が大きく伸展しました。
また日顕上人は、平成十五年七月十五日、ニューヨークのグラウンド・ゼロにおいて、同時多発テロ犠牲者追悼法要を修し、平成十七年一月二十八日には、インドネシアのジャカルタに赴き、スマトラ沖大地震・インド洋大津波犠牲者追悼法要を修されています。
nnnn 平成十七年十二月、日顕上人は日如上人に血脈法水を相承されました。
第六十八世御法主となられた日如上人は、さらなる宗勢の発展に努められ、平成二十一年には立正安国論正義顕揚七百五十年を記念した
七万五千名大結集総会を総本山において開催し、全宗門挙げて広布への前進を誓い合いました。
また、日如上人は、平成十九年五月には大聖人ゆかりの佐渡塚原跡に石碑を建立され、さらに総本山の総合的な整備事業として、塔中二十力坊の建て替えを行い、平成二十五年には御影堂の全面解体大改修事業も成し遂げられました。
海外においては、合湾、カナダ、韓国に寺院・布教所が建立され、日如上人の海外御親修も、台湾、シンガポール、フィリピン、パナマ、ガーナ、フランスに及んでいます。
宗門の発展にともない、本門戒壇の大御本尊まします総本山大石寺も、いよいよ荘厳さを増し、国内のみならず、世界各国から多くの信徒が参詣しています。
現在、日蓮正宗の僧俗は、御法主上人の御指南に随順し、末法の御本仏日蓮大聖人の御遺命である広宣流布に向かって精進を重ねています。
また総本山では、所化学衆が、御法主上人の御慈愛のもと、未来広布の人材へと育つべく、希望に燃えて、日夜、修行に励んでいます
nnnn このような宗門の輝かしい姿に対し、創価学会は、破門されてから二十数年を経て、ついに本門戒壇の大御本尊を放棄するに至ったのです。
御法主日如上人は、かつて広布唱題会の折、次のように指南されました。
「不幸と混乱と苦悩の根本原因は、ひとえに三宝破壊の池田創価学会をはじめ邪義邪宗の間違った教えにあり、この邪義邪宗の謗法を退治して、『実乗の一善』に帰依しなければ、真の幸せも国土の安穏も築くことはできないのであります。『実乗の一善』とは、文上の法華経ではなく、法華経本門寿量品文底秘沈の妙法蓮華経にして、三大秘法の随一、本門戒壇の大御本尊のことであります」 (大日蓮・平成二四年六月号四二頁)
この御指南からも明らかなように、創価学会が従来の謗法に加えて、さらに本門戒壇の大御本尊を放棄するという許されざる大謗法を重ねたことによって、学会員のみならず、世の人々を、さらなる不幸と混乱に陥れることは間違いありません。
◇ ◇
この書において、今回の会則改変に伴う創価学会の誤れる本尊義と、それを繕うための邪説を破折してきました。
本書を手にしたあなたが、まず、矛盾のスパイラルにおちいった創価学会の誤りに気づいてください。
かけがえのないあなたの人生を、より価値あるものにするため、一日も早く本門戒壇の大御本尊まします富士大石寺のもとに帰依されることを祈ります。
そのためにも、まずあなたの住む最寄りの日蓮正宗寺院を訪ねてください。
⇒ http://www.nichirenshoshu.or.jp/page/jpn/templeall/temple_all.htm
日蓮正宗は日蓮大聖人の教えを正しく伝える唯一の教団
大御本尊への信仰を捨てた創価学会をただす―矛盾のスパイラルにおちいった創価学会
法華経の如来神力品第二十一には、
「日月の光明の 能く諸の幽冥を除くが如く 斯の人世間に行じて 能く衆生の闇を滅し」 (法華経五一六頁)
と、末法に出現する御本仏を予証されています。
この経文のごとく、御本仏日蓮大聖人が出現され、末法の一切衆生を救済されるために、三大秘法の本門戒壇の大御本尊を図顕されました。この大御本尊こそ、大聖人の仏法の根本となる御法体です。
日蓮大聖人は御入滅に先立ち、仏法の一切を第二祖日興上人に血脈相承されました。
日興上人の『遺誡置文』には、
「富士の立義聊も先師の御弘通に違せざる事」(御書一八八四頁)
とあります。
以来、日蓮正宗は七百数十年、この日興上人の御遺誡を守り、本門戒壇の大御本尊を信仰の根本として仰ぎ、宗祖大聖人以来の血脈付法の御法主上人の御指南に随順して、正法を今日まで伝持・弘通してきたのです。
第二節 「感情や歴史的な経過を踏まえ」との欺瞞
大御本尊への信仰を捨てた創価学会をただす―矛盾のスパイラルにおちいった創価学会
この根本的な改変について、原田会長は、
「当時、宗門との僧俗和合時代に信仰実践に励んできた会員の皆さまの感情や歴史的な経過を踏まえ、この「一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊』については、『弘安2年(1279年)の大御本尊』を指すとの説明を行っていました」 (本書138頁参照)
と述べています。
すなわち創価学会は、今まで会員の感情や歴史的な経過を踏まえ、信仰の対象を弘安二年の大御本尊であると説明してきたが、本音は大御本尊を放棄することにあった、と言っているのです。
これは、大御本尊に対する会員の渇仰恋慕の心が、時の経過とともに希薄になるのを待って、会則改変に踏み切ったものというべきです。このような、矛盾と欺瞞に満ちた創価学会に身を置く会員の末路は、哀れと言うほかはありません。
第一節 創価学会規則と創価学会会則の制定
大御本尊への信仰を捨てた創価学会をただす―矛盾のスパイラルにおちいった創価学会
創価学会は、昭和五(一九三〇)年の発足以来二十余年間、日蓮正宗に所属する信徒の一グループでしたが、昭和二十七(一九五二)年に「宗教法人『創価学会』規則」を制定し、東京都知事の認証を受け、独立した宗教法人となりました。
その後、池田大作が「昭和五十二年路線」による教義逸脱の責任を取って第三代会長と法華講総講頭を辞任し、改めて日蓮正宗の信徒団体として出発することを誓い、同時に創価学会会則を制定しました。
その会則には、
「この会は、日蓮正宗の教義に基づき、日蓮大聖人を末法の御本仏と仰ぎ、日蓮正宗総本山大石寺に安置せられている弘安二年一〇月一二日の本門戒壇の大御本尊を根本とする」(聖教新聞・昭和五四年四月二五日付)
とあり、「日蓮正宗の教義に基づき」 「弘安二年一〇月二一日の本門戒壇の大御本尊を根本とする」ことを明示していました。
しかし、創価学会は、自ら引き起こした問題によって、平成三年に宗門から破門され、その後、平成十四年に会則を改変しました。
そして今回、平成二十六年に至り、従来の会則の教義条項から、「一閻浮提総与・三大秘法の大御本尊を信受し」の文言を削除するという、根本的な改変を行ったのです。
第二節 日蓮大聖人以来の血脈は厳然
大御本尊への信仰を捨てた創価学会をただす―矛盾のスパイラルにおちいった創価学会
原田会長は、
「宗門のいう法主の血脈なるものも断絶しました」 (本書139頁参照)
と、勝手に決めっけています。
かつて池田大作は、(第六十七世日顕上人の血脈に疑義を呈して宗門から擯斥された自称正信会の輩)を、次のように非難していました。
「現代においては、いかなる理由があれ、御本仏日蓮大聖人の『遣使還告』であられる血脈付法の御法主日顕上人猊下を非難することは、これらの徒と同じであるといわなければならない。批判する者は、正法正義の日蓮正宗に対する異流であり、反逆者であるからである」 (広布と人生を語る一―二三〇頁)
このように、池田大作は、昭和五十四(一九七九)年七月に日顕上人が登座されてから平成二年までの十一年間、日顕上人に信伏随従していました。
しかし、平成二年に至り、池田大作による慢心スピーチに端を発した創価学会問題が起こり、創価学会は宗門攻撃を繰り返し、再三にわたる訓誡にも反省することがなかったため、宗門はやむなく創価学会を破門に処しました。
創価学会は、そのことを逆恨みし、報復手段として、ついに日顕上人の血脈相承の否定を大々的に喧伝し始めたのです。
これらの経緯を見ても、創価学会が主張する本宗の血脈断絶という誹謗は、単なる言いがかりであり、感情論に過ぎないことが明らかです。
いかに創価学会が誹謗中傷を加えようとも、日蓮正宗は、宗祖大聖人以来の血脈を受けられた御法主上人の御指南のもと、本門戒壇の大御本尊を信仰の根本として、七百年来の仏法を清浄に伝えて今に至っています。
常識的に見ても、無節操な池田大作を「永遠の指導者」と崇め、時々の都合によって変節を繰り返す創価学会が正しいのか、あるいは七百有余年にわたって宗祖大聖人の教えを伝持し弘通している宗門が正しいのか、答えはおのずと明らかではありませんか。
第一節 総本山大石寺は最勝の地
大御本尊への信仰を捨てた創価学会をただす―矛盾のスパイラルにおちいった創価学会
原田会長は、創価学会が大御本尊を放棄する口実として、
「大謗法の地にある弘安2年の御本尊は受持の対象にはいたしません。世界広布新時代の時を迎えた今、将来のためにこのことを明確にしておきたいと思います」(本書139頁参照)
と言い、あろうことか、総本山大石寺を「大謗法の地」と誹謗しています。
総本山大石寺は、本門戒壇の大御本尊と大聖人以来の血脈付法の御法主上人まします寺院であり、そこには大謗法など、あろうはずがありません。
本門戒壇の大御本尊の住処は、必ず「最勝の地」なのです。
日蓮大聖人は『南条殿御返事』に、
「教主釈尊の一大事の秘法を霊鷲山にして相伝し、日蓮が肉団の胸中に秘して隠し持てり。されば日蓮が胸の間は諸仏入定の処なり、舌の上は転法輪の所、喉は誕生の処、口中は正覚の砌なるべし。かゝる不思議なる法華経の行者の住処なれば、いかでか霊山浄土に劣るべき」(御書一五六九頁)
と教示されています。
この御文について、日寛上人は『文底秘沈抄』に、
「教主釈尊の一大事の秘法とは結要付嘱の正体、蓮祖出世の本懐、三大秘法の随一、本門の本尊の御事なり。是れ則ち釈尊塵点劫より来心中深秘の大法なり、故に一大事の秘法と云うなり。然るに三大秘法随一の本門戒壇の本尊は今富士の山下に在り、故に富士山は即ち法身の四処なり」 (六巻抄六四頁)
と指南されています。
「法身の四処」とは、法華経の存在する所であり、末法においては、御本仏大聖人の御魂魄である本門戒壇の大御本尊まします富士大石寺を指しています。
さらに、日寛上人は、
「今に至るまで四百余年の間一器の水を一器に移すが如く清浄の法水断絶せしむる事無し、蓮師の心月豈此に移らざらんや、是の故に御心今は富山に住したもうなり」(同六六頁)
と仰せられ、宗祖大聖人以来の血脈法水が脈々と伝えられる富士大石寺は常に清浄であり、御本仏大聖人の心月に照らされた聖地であることを明かされています。
したがって創価学会が、
「大石寺はすでに大謗法の地」(本書139頁参照)
などと誹謗することは、御本仏日蓮大聖人の御聖意を蔑ろにすることになるのです。